そんなゴゥドンでしたがある日、この村を出てソバになることを決心しました。
そのためにはフィアンセのヒャムギーナとお別れをしなければなしません。
彼女は、加賀輪(かがわ)バクーガーとメリケン子の一人娘です。
バクーガーはドイツの白ビールに、メリケン子はアメリカンドッグの衣になりました。
ヒャムギ―ナは器量の良い娘でしたので、ゴゥドンは将来一緒になりたいと
思っていましたが、旅立つ気持ちは揺るぎません。
ゴゥドンはヒャムギーナに自分の考えを伝えて村を出ました。
ゴゥドンは心の中では何度も(ごめん・・)と言いました。
ヒャムギ―ナはずっと泣き続けるのでした。
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