それは悪いソバだった 5
そしてソバ会議の始まりです。
「ソバスチャンなんてどうかな?」
「えーっ、ありきたりすぎるよぉ」
「ソバノルド・ソバルツネッガーの方がかっこいいって」
「そんな早口言葉言えないよ」
「マイケル・ジャクソバっ!」
「だめよ、そんなの」
「じゃあセトーチ・ジャクソバ」
「やだよ」
「男子だから、ソバオってのはどう?」
誰かの提案にその場がざわめきました。
「何?!その言葉?」
「凄い!かっこいい!」
「イタリア人みたいだね」
ソバたちは今まで聞いたこともないソバオという言葉にうっとりしています。
誰かか「ソバオにしようよ」と言いました。
そうしたらみんなが一斉に
「それがいい、それがいい」と言いました
「ソバオか、なんという素晴らしい響きなんだ・・・」と、
ゴゥドンも大賛成でしたので、新しい名前はソバオになりました。